Mission Story 根建の挑戦を知る! Challenge Story
地域に生きて、地域を活かすアクションを起こしながら、 地域貢献につながる活動を一つひとつカタチに。

 創業から90年あまり、地元横浜において事業展開してきた根建は今後、不動産事業を通じて、地域に生きて、地域を活かすアクションを起こしていこうと考えている。不動産業界で長く経験を積み、この業界に深く通じた菅原は言う。

「宅地を取得しての新築住宅事業をはじめ、アパート・マンション経営などさまざまな資産活用の提案・実施、遊休地活用アイデアの具現化、空き家問題の解決アプローチ、さらには仲介事業に至るまで、地域貢献につながる活動を一つひとつカタチにしていきます」。

根建の不動産事業の基本理念は、有意義な試みの積み重ねで、地域に活力を生み出していくことだという。

「利益優先ではなく、まずは“この不動産事業は地域の未来のためになるかどうか?”という判断が大前提となります。その上で、根建ならではの人に優しく、地域に優しいアイデアを具現化していこうと思っています」。

 例えば、かつて菅原は「リバースモーゲージ」の先駆けとなる試みを行ったという。リバースモーゲージとは「持ち家のある高齢者が、その家を担保に老後の生活費などを一時金または年金形式で借りられる貸付制度」のこと。今でこそ普及しているローンだが、菅原はその黎明期においてパイオニア的な取り組みをしている。

「リバースモーゲージも、そもそもの発想は地域の困っている高齢者の暮らしをなんとか支えたい!という想いが起点です。昨今の空き家問題にしても、“空き家をリフォームして、貸家として再生できないか?”という発想が浮かび、しかも“根建がリフォーム代を全額負担すれば、空き家で悩む人々も救われるんじゃないか”“リフォーム代金は、その後の家賃の一部から回収できれば、それでいい”と考え、事業化を思いつきました。これに関しても先駆けで、今やこのビジネスモデルは一気に全国レベルで普及する勢いを見せています」。

 根建では今、“空き家110番”という看板を掲げ、空き家に関する悩み相談窓口を設けている。もちろんこれも人に優しく、地域に優しいアイデアの具現化の一環である。

根建発のソリューションが、もしかして世の中を明るくする。 そんなムーブメントが起こり、全国へ波及する日も近い。

 複数棟のデザイン住宅を同時に開発する“戸建タウンプロジェクト”であるARIAシリーズも、菅原の着想から生まれている。

「戸建住宅を単発で建築するより、広めの土地を取得して、一街区をまるごと開発する方が、その地域のためになる!という思いからスタートしています。ARIAとは、イタリア語で空気・風・メロディーの意。穏やかで明るい空気に包まれる分譲地をイメージしてのネーミングです。横浜、川崎、鎌倉などに、根建が素敵な街並みを形づくり、それがやがて、その地域の財産となっていく。そんな理想を、ARIAシリーズの展開によって追求していきたいと考えています」。

 将来の夢は?という問いに対して菅原曰く、

「不動産の新しい権利を生み出してみたいですね。所有権、借地権、マンションの区分所有権などに匹敵する新しい権利を考え、それを確立してみたい。例えば、空き家問題を抜本的に解決するための権利とか、地域の活性化に役立つ権利とか、過疎化問題をクリアする権利とか、いずれにしても世の中のための何かを生み出したいと思っています。つまり社会問題を解決するソーシャルビジネスを生み、それが国策にも通じる、その流れの源になる新しい権利を見つけることが私の夢です」。

さまざまな社会問題を解決するアイデアを探るアプローチが今、ここ根建から始まろうとしている。根建発のソリューションが、もしかして世の中を明るくする。そんなムーブメントが起こり、全国へ波及する日も近いのかもしれない…。

 

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